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学生寮に帰る途中の廊下、ヴァイクは立ち入り禁止区画の扉が半開きになっていることに気づいた
いけないことと思いつつ、興味にかられ、彼は一人其の扉に足を踏み入れた
扉の先は地下に続く階段で、彼はそこでおぞましい光景を目の当たりにした
学生と思わしき若い青年達が、男同士で絡み合っているのである
其の光景に愕然とし、ヴァイクはその場を後にしようとした
そのときだった
「おっと、扉を閉め忘れたか、いけねぇいけねぇ、」
男の声が聞こえたかと思うと、ヴァイクは石壁に体を押しつけられた

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