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manaさんが、素敵な素敵なSSを作ってくださいました!!
凄いです、我輩一言も説明していないのにここまでキャラクターイメージが読み取れるなんて!!
この通りです、どんぴしゃですよ。正直マジビビリました!!
そしてエチィ♪
まぁ何はともあれご覧下さい♪
manaさん本当に有難うございますです!









『堕狼の鳴く夜』

「こ、これでいいんすか?」

 体育教師ペールに学生寮の自室でアナルオナニーをしているところを目撃されてから、人狼族の青年レイドは、彼の言いなりだった。
 ことあるごとに呼び出され、アナルをガシュガシュと突き捲くられ、元々好き物であったレイドの身体はどんどん淫乱に作り変えられていった。

 そして、今日もレイドは、ペールに呼び出された。

 自分で服を脱ぐように命令され、レイドは、震える手を動かしす。

 恐怖からではない。

 呼び出された=セックスという図式が身体と心の芯まで覚え込まされているのだ。

 その証拠に、レイドの息は荒く、頬は紅潮し、ズボンを下着ごと脱ぎ捨てると、ぶるんっといきり勃ったペニスが下腹に張り付いた。

 銀髪と同じ陰毛を茂らせたペニスは、オナニーのし過ぎでピンクの亀頭を露出させ、健康的な浅黒い肌とのコントラストが淫靡さを醸し出していた。
 まだ、あどけなさを残す顔をした青年のその淫乱さを心の中で嘲い、ペールは、レイドを両足を開かせた形で座らせ、無言のまま、小瓶を投げ渡した。
「こ、これって……」
 小瓶の中を見て、レイドは、声を上げた。
 そこには、親指を二周りくらい大きくした蟲が入っていた。
「淫蟲、好きだろ?」
 それは、魔界に生息すると言われる妖蟲の一種であった。

 ペールによってその蟲を初めて使われた時、淫蟲は、レイドのアナルを分泌液で濡らし、潜り込むと内部で前立腺を探り当て、激しく振動し、レイドを快楽の渦に叩き落とした。

 淫蟲は、生物の精気を喰らう。

 レイドは、淫蟲の腹が満たされるまで責め立てられ、喘ぎ声で声を枯らし、両手で擦るペニスから精液を吐き出し続けた。

 その時を思い出したのか、レイドのペニスが足の間でビクンッと跳ね上がった。
 レイドは、命ぜられたわけでもないのに、小瓶の蓋を明け、淫蟲を取り出すと、荒い息を繰り返しながら、アナルに這わせた。
 淫蟲は、クチュクチュと粘液を吐き出し、レイドの奥の蕾を濡らしながら、尖った先端を潜り込ませた。
「はあぁぅっ」
 常日頃から自分の指で弄っているおかげで、彼のアナルは異物を飲み込むことに慣れ、淫蟲は、苦もなく直腸に侵入を果たした。
 淫蟲が徐々に内部を犯す感触に、レイドは、身を震わせて悶え、感嘆の溜息を漏らした。
 人狼族の性か、自然と手が上がる。
 そそり立つペニスは、静脈を浮かせ、バキバキに張り詰め、レイドの興奮を示している。
 そして、ついに淫蟲が彼の前立腺に到達した。
「はぁうっ……ひぅっ!
 あっ、あひゃああああぁぁぁぁぁぁっ!」
 男の快楽の中枢を直に刺激され、レイドは、あられもない声を上げた。
 舌を出して涎を垂れ流し、腰をガクガクと振り立てると下腹にベチベチとペニスが当たり、先端から滲み出た先走りの汁が飛び散った。
 レイドは、堪らず、上げていた手をペニスに持っていこうとしたが、ペールに阻まれた。
「ダメだ、レイド。ケツだけでイけ」
「せ、せんせえっ!
 ちんぽ、ちんぽもぉっ!」
 はしたなくねだるレイドだったが、ペールは、それを許さず、腕を上げたままにしろと命じた。
「はあぁうっ、ああっ、け、ケツ、ケツがじんじんっ!
 ああっ! 気持ちー、よぉっ!」
 レイドは、悶えた。
 前立腺を淫蟲が容赦なく責め、その快楽が思考を白く塗り潰す。
 ペニスを弄れない分、いつもより激しく腰を振り立てて快楽を貪る。
 乳首が尖り、全身に汗がびっしりと浮き出て、幼い顔をいやらしく歪ませて、鳴き続けた。
「け、ケツぅ!
 ケツ、あ、穴、ぶるっ、ぶるぶるぅ!
 ああ、ひゃあぅっ!
 じゅくじゅくっ、あ、穴、変、なるぅっ!」
 そして、臨界が訪れた。
「イくっ、イクイクっ!
 ケツ穴、じんじん、し、して、お、俺、イくぅぅぅぅぅぅっ!」
 レイドが叫び、足の間で天を突くペニスから、打ち上げ花火のように白い粘液がビュクンッビュクンッと噴き出した。
「いぃあぁ……け、ケツ、き、気持ちー、よぉ……」
 吐精を終え、レイドは、ぐったりと身を横たえ、顔まで飛んだ精液をクリームのように美味しそうに舐め取った。
「ひぅっ、あぁ!」
 アナルから淫蟲が這い出し、レイドは、その感触に身を震わせた。
「てめえのケツはもうマンコだなぁ、おい」
 レイドの痴態を視姦していたペールは、そう言うと力なく横たわる青年の肢体を組み伏せた。
「弄らねえでもパクパク開いて、俺のちんぽ、グボグボ飲み込むしなぁ」
 ペールは、淫蟲の粘液で濡れたアナルに自分の勃起したペニスをねじ込んだ。
「ひぅあぁっ! あ、熱いぃっ!
 ああ、ちんぽぉっ!
 あっ、ああ、太いちんぽぉっ!」
 いきなりの挿入でも苦痛の素振りすら見せず、レイドは、直腸を犯す重厚な質量に喘いだ。
「いいぜ、てめえのアナルマンコ。
 濡れて、絡んで……ああっ、最高の穴だっ」
 自分が仕込んだ性処理穴の具合に溜息を漏らし、ペールは、腰を使い出した。
「ひあっ! ああっ、んあぁおっ、んんあっ、ひぁんっ!」
「おらっ! どうだ?
 俺のちんぽの味は、よぉ!
 どう言えば、いいか、分かってるよなぁ?」
「ふあぁっ、んぅ!
 ちん、ちんぽっ、う、美味いですぅ!
 せんせえの、ちん、ちんぽ、アナルマンコ、ああぁ、ぐぼぐぼ、してぇ、あ、頭、変、なるぅっ!」
 レイドにはもう何も考えられなかった。
 ただ、アナルが熱く、そこから放たれる快楽の奔流が全身を痺れさせていた。

 そして、その夜、レイドの喘ぎ声が止まることはなかったという。

                                          ―了―