戻る

 マサトは、その容姿をふんだんに生かし、女性を食い物にしてきた最低のレイプ犯であった
 それ故に、多くの女性から怒りを買いつつ、それを飄々と交わしてきた
 だが、最後に手を出そうとした女性が、『その筋』の男の娘だった
 マサトは直前で捉えられ、地下室に裸のまま転がされた
 そして、暗闇の中から黒いスーツにサングラスをかけた男二人組みが姿を現した
「あー、君がマサト君ね、だみだよー、男は変態でもジェントルメーンでいないとさぁ、こういう目に会うんだぜー?」
 揶揄するような口調で、言い放つ男、そしてその男の弟分であろう、男が続けて口を開く
「で、兄貴買い取ったは良いんっスけど、こいつどうするんスか?」
 買い取った?
 恐ろしい言葉に、マサトは声を荒げた
「てめぇら、いったい俺をどうする気だ!!!?」
 言い放った直後、兄貴分の男が、マサトの腹を蹴り飛ばす
 すさまじい激痛に、マサトは目を見開き苦悶の悲鳴を上げる
「あのねー目上の人には、謙った態度の方が喜ばれますよー?」
 淡々と言い放ち、男は懐からアイマスクを取り出した
「や・・やめ・・・何を・・・!?」
 困惑するマサトの視界を、男のアイマスクが塞いでいく
「レイプされる側の気持ちってやつを、その身で体感するといいぜ」
 男の言葉の直後、マサトの首筋に鋭い痛みが走った後、彼は意識を手放した

 
次へ