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 彼の名前はガル、剣士である
 炎の魔王に奪われた家宝の剣を奪い返すべく、旅を続け
 やっとの事で魔王の根城に辿り着いた、しかし
 彼は呆気なく魔王に囚われてしまった
「聖剣を返せ!!魔族め!!!」
 しかし、その剣はもともとリュペールの魔力が宿る代物です
 やすやすと人間に返す筈も無く・・・・
 思案した結果炎の王は言った
「お前が1週間、恥辱に耐えたら、返してやるよ」
 その言葉に、ガルは望むところだと声を張り上げる
 もとより精神力には自信があった
 
 リュペールは己の指先の肉を、爪でほんの少しこそぎ落し
 ガルの右胸の一部に擦り付けた
 するとどうだろう、まるで絵の具が水に溶けるかのように
 細胞がガルの胸に根を張った
「コイツはお前の体に侵食する代物だが、安心しろ、1週間ぐらいなら、まだ引き剥がせるからよ」
 約束を守る為の証と言う事だった
 一週間後には切り落とすという約束である
 そして、ガルの恥辱は始まった
はい、始まりました、今回の毎日更新w
今回から色の塗り方を変えてみることにしました
すんげぇ時間かかるので、この後続くかどうかはわかりませんが
一週間よろしくお願いいたしますw