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 両手両足を切り落とされ、闇に蠢くその姿は、嘗ての彼の兄に酷似していた
「あー・・・あー・・ごしゅじんしゃまぁ・・るーどにごほうびくださいぃ・・ごほうび・・・あー・・・」
 もはや自分が人間であることなど理解できてはいないであろう
 快楽に溺れた、家畜、ソレが今のルードであった
 目の前の家畜を見下ろしながら、主であるクシュレムは静かにつぶやいた
「そろそろ頃合か、ムカデに最後の改造をさせるとしよう・・・」
 そして彼は、ルードの短い腕をつかみ、ずるずると闇に中にと彼を引きずっていく・・・