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さらに時が流れた
「あー・・・あっ・・・へぁ・・・」
最早、ラウは人の姿をしていなかった
腹は餓鬼のように膨れ上がり、額からは何かが生え始めていた
もはや理性も自我も無かった、彼は意味不明な奇声を上げ
洞窟ないを這いずり始めた
「おぉ、種付け成功したみたいだな」
洞窟に現れたのは、ラウに依頼をした村人であった
「これでここ一年は安泰だな・・・・」
村人はニヤニヤと微笑んだ
この虫は、洞窟の苔を食い糞をする、その糞は薬として売り出すことができる
小さな村はこの薬で生計を立てていたのだ
虫の寿命は一年、死期が近づくと、虫は人を犯す
そして、すべての遺伝情報を人に移し生涯を終え
移された人間は新たな虫として村に飼われる事となる
ラウは、こうして、勇者から虫にと姿を変えた
新しく生え変わった牙を使い、寄生を上げながら洞窟の苔を貪り始めた
一年後、自分の命が尽きるまで、彼は延々と薬糞を垂れ流し続けるのであった


オンマウスで変態♪

5日目ですー今日は御休みなので少し早めにアップですw
ガキだけに餓鬼(汗)
描いた後、これ、餓鬼そのものじゃねぇか、と一人苦笑ですw
オンマウスでズギャンと変化ですw

何はともあれ、これにて毎日更新終了、お付き合い頂きまして有難うございますw
さて、次はちょっと遅い暑中見舞いを描く事にします
しかし、なんか最近御手手が痛いんすわー(>д<) !!
腱鞘炎かすら?(´・ω・`)