あれからどれだけ時間が経ったでしょうか?
私の指導もあり、あの不良は生まれ変わりました。
心が壊れていたために、今までの知識がほぼ壊滅していたため。
逆にすんなりと状況を受け入れたようでした。 床で蠢く彼に私は確認をします
「貴方は何でしたかね?」
「はい、ぼくわ、このやかたのしようにん、そうじふの『ぞうきん』です」
そう、彼は侵入者から雑巾に成り代わったのです
もちろん、雑巾に手足など必要ありません、即座に切除手術を行いました。
床は這いつくばって体で掃除するのです。
そして、無駄に大きかったペニスと睾丸も切除いたしました
雄である必要もありませんし、何より『無駄』です。
彼のそこには、『洗浄液』を散布できる装置をねじ込んでございます。
膀胱に収まっており、陰嚢のふくらみを握ると、先端から霧状にそれが噴霧されます。
我ながらよく細工できたと自負しております。
さぁ、そろそろ掃除の時間が近づいてきました
「さぁ、ぞうきん、お客様の靴をお掃除なさい」
言い放つと、雑巾は靴を抱え込み、口を近づける
「ぼくは、ばかで、どうぐをつかうこともできません、ぼくはべろをつかっておくつをきれいにします」
呟き、べろべろと犬の様に靴を磨いていきます
「あぁ、こんなぼくをかってくだひゃって、あひがとぉごひゃいまふ・・・」
ぞうきんは一心不乱に靴の汚れを舐め取っていく
「仕事はそれだけではありませんよ、それがすんだら別の靴も綺麗にするのです」
「はい・・・ろーらんどしゃま・・おくつをきれいにしつづけます・・ぼくわしあわせです。しごとをあたえてくださってかんしゃいたします」
雑巾は、何時までも靴を舐め続けております
さぁ、こんな事をしている場合でもありません 今日も主様がお待ちかねです・・・・
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