ディレックは新しい光を見つけた 次の部屋の明かりの様だ 出口である事を願いつつ、彼は静かに部屋を覗き込んだ それと同時に、むせ返るような精液の匂いに、彼は激しい吐き気を覚える 部屋に充満するすさまじい匂い そして部屋にこだまする青年達の悲鳴、そして嗚咽 見ると、生まれたままの姿の青年達に下級淫魔たちが群がっている 淫魔達は良く見る、本当に下級なもの達だ。 一匹一匹は大した力は無いだろう だが、数にものを言わせ取り囲まれたなら、たとえ屈強な戦士であろうとも逃げ出す事は用意ではないだろう 彼らも例外なく 多くの淫魔達に押さえつけられ、彼らの性の洗礼を受け続けていた 彼の目の前にごろりと横たわる褐色の青年 村で何度か見た姿だった 幾度と泣く犯されたのだろう、彼の体には大量の精液が浴びせかけられていた 瞳は曇り、生気を感じる事はできない、が、体に赤みが差していることから生きている事に間違いは無い だが、彼のはピクリとも動かない。 彼のアヌスはガバガバに広がりきり、元には戻らず アヌスと口からは絶えず精液が滴り落ちていた。 唯一の救いとしては、彼のペニスは雄雄しく勃起し 先端からは大量の精液が滴っていた 彼の体が快楽を受けている証拠だった すさまじい嫌悪感に吐き気を抑えつつ、彼は逃げるようにその場を後にした 下級魔族達のお楽しみの部屋 それがこの部屋であった |