「音波式洗脳装置、その名も・・・ブレインシェイカー♪」 明るく言い放ち、ジェイドが取り出したのは、海洋生物の蛸を模した小さな置物であった 「洗脳・・・装置?」 エールは眉をひそめながら、二人の魔族に視線を送る 「はっ・・・そんなんで、この俺を洗脳出来るってか!?舐めるのも大概にしろよ!!!」 いきり立つエール、だが、ジェイドはそんな言葉に耳を傾けることなく 蛸の置物にゆっくりと手をかけた 「そいじゃま、今流行の・・・ぽちっとなぁ〜♪ 彼の指先が蛸の脳天に触れた瞬間、それは静かに光を帯びた 刹那、周囲に耳障りな音波が撒き散らされる 「!!!?」 まるで頭の中をかき回されるような不快感に、エールは耳を押さえ、歯を食いしばる だが、いくら耳を塞ごうとも、その音波は両手をすり抜け、彼の脳を揺さぶっていく 「頭が・・・・割れる・・・や・・・やめろ・・・・・!!!」 青年の力ない声が、音波の波にかき消されていった |
はい、今回のシュチュは洗脳で行ってみようと思い 描いてみました 洗脳ネタって最近知ったんですが なにやら昔から在るみたいですよね ならば、温故知新とばかりに描いてみたいのがるきさんですw 後三回、皆様お付き合いくださいませw |